ファイト・クラブへようこそ

微睡みくれぬ神に嫌気がさして
せめてと夜の部屋を飾る
飾り物になったのは俺の心か

灯りをくれぬ街に嫌気がさせど
それでも夜の道を探して歩く
辿り着いた廃墟で俺は眠った

目を閉じたならようこそファイト・クラブ
感情の生き血を浴びせておくれ
目を閉じたならようこそファイト・クラブ
とびきりの痛みで俺を起こしておくれ

傷の数だけ生まれ変わろう
細胞の歌に耳を貸せば聞こえてくる
始まりと終わりの重ならないファルセット

引き金を引いて名前を足した

目を開けたままようこそファイト・クラブ
絶望の中に希望を差し込んでおくれ
目を開けたままようこそファイト・クラブ
破壊の庭で俺を眠らせておくれ
そしてとびきりの痛みで俺を起こしておくれ